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4/9まちあるき~北浜今昔物語 ご報告

昨日、街屋集団春のまちあるき
行って来ましたよ~。

僕は西天満(旧伊勢町あたり)で
生まれ育ったので、もともとご近所として
ごく普通に歩いていたまちなのですが。

まず、Y'sピア北浜(大阪会議レリーフ)前に集合。
http://www.yamane-e.com/kitahama.html

こちらのビル5Fにある
北浜“和み”の文化スペース“Kita Li Cite/キタリシテ”にて、
http://www.yamane-e.com/kitalicite.html
http://blog.canpan.info/harunoumi/
山根氏による「大阪会議」に至る歴史的経緯などのレクチャー。



大阪証券取引所跡(現大証ビル)。
http://www.blue-style.com/photo/todohuken/view-2035.html

世界最大のシカゴの先物取引場のエレベーターには
先物取り引きのルーツは
大阪の米相場にありと書かれているんだって

新井ビル(旧報徳銀行大阪支店)

今はあのパティスリー“GOKAN”になってますよね~。
http://www.patisserie-gokan.co.jp/main.php

昔ここには“弘得社”という
良心的なステーキ/洋食の名物店が入っていて、
僕的には(地元の子)そちらが無くなった方が残念。
http://www.jalan.net/kankou/270000/272000/spt_guide000000164118/

高麗橋野村ビルディング
http://www.hetgallery.com/nomura_bldg_r.html

昭和モダニズム建築を代表する建築家・安井武雄氏の設計。
同じく彼の作品である大阪瓦斯ビルヂングよりさらに古い。

アールを使ったデザインと素材合わせが独特ですよね。



三井住友銀行大阪中央支店
http://chiakih.cocolog-nifty.com/ic/2006/08/post.html

前通っただけちう感じのちら見。

重厚な建物意匠柱が壮大な古典主義/イオニア形式。
簡単に言うとギリシャ神殿ぽいのよね。
このままのかたちで保存されていくのでせうか。



三越百貨店大阪店跡(小西商店ちら見)。

昔の三越百貨店好きだったな~。

大毎地下、毎日文化ホールそして北浜三越の最上階にあった
三越劇場という名画館にはよく通ったものです。

デカイけどつまんない建物になっちまった。
http://www.thekitahamaplaza.com/

でもここのマンションに誰かタダで住まわせてくれるなら、
住む。



伏見ビル(及び並びのレトロビルいくつかちら見)。
http://blog.goo.ne.jp/masakichi7/e/ddefa39383fadc568783f706a9faf679

レトロといっても素朴な愛らしさのある建物で、
アーティスティックかつノスタルジックな
ユル~い空気が漂っており、思わず和む空間。
(画像のモザイクタイルはこちらの玄関のもの)



生駒ビルヂング。
http://www.ikoma.ne.jp/building.htm
http://gipsypapa.exblog.jp/9513943/
http://chiakih.cocolog-nifty.com/ic/2007/05/post_2a7d.html

レトロビル好きには有名な“生駒時計店”のビル。

現在、時計店そのものは隣のビルで営業されており、
こちらはレンタルオフィスやバーチャルオフィスとなっています。
http://www.t4bk.com/history.html

こちらでビルオーナー生駒さんの
お話を伺うことになっていたのだが、
申し訳ないことにまちあるきの
時間配分を間違えてしまい、
生駒ビル到着が30分弱遅れに。

ところが生駒さんのご配慮で、講演後に
交流会をするはずだった1Fのイタリアンバール
“il Bar CENTRAL BANCO”での休憩時間を
先に取って頂き、ビールやエスプレッソ、パニーニなど
頂きながらゆっくりとお話を聴く事が出来た。
http://www.ilbar-kitahama.com/

1930年(昭和5年)建造の
鉄筋コンクリート造、地上5階(一部6階)、地下1階の建物で、
設計は宗建築事務所。施工は当時の大林組。
スクラッチタイル(手掻きの縦縞模様のタイル)と
テラコッタ(素焼きの陶片)を組み合わせたアールデコスタイル。
屋上の時計塔と出窓(3~5階)丸窓(2階)が、
巨大な振り子時計のデザインとなっています。
登録有形文化財指定。

生駒さんがこちらのビルを受け継がれてから
少しずつ建物の持つ価値を再認識され、
当時の良い部分を最大限に生かしながらも
今後も維持していくための方策を試行錯誤し、
今の大阪の“まち”に生きるレトロビルとして
運営されている苦労話などもありました。

その後2班に分かれ、ビル内を
生駒さんの丁寧な解説付きでくまなく巡りました。

最期は時計塔のある屋上へ。

時計塔内部もちょっと覗かせて頂きました。
昔は時計を動かす機械やギアでいっぱいだった
とのことですが、今は電気で動くので
少しすっきりとしています。

参加メンバーのうちひとりは
時計塔の横の鉄梯子から
時計塔のてっぺんまで登っちゃいました。
(ハトが2羽いたそうな)

参加メンバーの質問にも
ひとつ一つ丁寧にお答え頂き、
何よりこんな立派で素敵な空間を
大阪に残して下さっている生駒さんに感謝です。(巽)
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第167回街屋集団定例会 2010年6月24日

『住民参加の元気なまちづくり』 
米田 真子/株式会社パオ・フィール プロデューサー


米田氏は地域を愛し、地域の中に入り込んで、地域の方々と一緒にやっていこうとのスタンスで、小豆島(瀬戸内海)や大阪市浪速区、大阪市東成区等の地域活性化に取組み、街の個性を伸ばしていく、街の良い所・強みや伝えたいものを地域ブランドとしてまとめ、発信されています。

中でも小豆島は、米田氏にとって中学校・高校時代にキャンプに行っていた思い出の地であり、現地のホテルのオープニングの仕事をきっかけに、10~15年程度地域活性化に取り組んでおられるとのこと。観光客のみならず地域住民も使える小豆島トクトククーポン冊子の発行、小豆島アドベンチャー企画と称して住民・企業・行政が協力して行う周遊イベントの企画、石のシンポジウム開催(小豆島は大阪城の石垣に使われた花崗岩を産出)、24の瞳映画村等の観光施設のPRや土産品の製作・販売の企画等々、八面六臂のご活躍。

皆が元気になれる、夢や希望を持てることについて、テーマを決め、できることからやっていく、ちょっと打って出てみる、ゆっくりゆっくり進めていく、住民が地域を将来どうしたいと考えているのかを忘れないようにしていきたいとの米田氏の数々のお言葉は、街づくりに取り組んでいく際に大切にしていきたいと思いました。一方、住民は関わっている人間がどちらを向いて仕事をしているかについてシビアな目を持っているとのご指摘、肝に銘じておく必要がありそうです。

第166回街屋集団定例会 2010年5月30日

『中崎町しもたや遊び』 
渡部 里美/「大人組」編集長、「The Whisky World」「The Beer&Pub」発行人。
      プラネットジアース代表取締役


『中崎町しもたや遊び』というテーマで、雑誌「大人組」編集長・渡部里美氏のご案内により、改めて中崎町のまちあるきを。そして、渡部氏がその中崎町で古い「しもたや」を自らの手で改造し、あるユニークな本屋+カフェ+BARをオープンさせるべく奮闘中の現場を見学させて頂く、という貴重なものでした。

まずは、2006年9月街屋まちあるきで訪れて以来の“残りつつ変わる”中崎町再訪。古く地味でこぢんまりとしたビルの外観とはうらはらの、プチショップの迷宮/中崎町名所的なサクラビル。多少お店の入れ替わりがあるようですが、まだまだ人気のスポット。そして渡部氏オススメの“世界一美味しいお好み焼き屋”さんや、アーティスティックな手描きプリントTシャツ屋さんを探訪。中には閉店したり、オーナーや業態が替わったお店もあるようですが、中崎町は路地の奥まで雑貨店やカフェがさらに増え、週末は森ガールや草食ボーイでますます賑わっています。

そしてそのまま、渡辺氏が「近日」オープン予定の「しもたや」へ。こちらは、渡辺編集長が出版された数々の本のバックナンバーに加え、取り次ぎから定価より安い卸値で提供される、いわゆる「バーゲンブック」の中から掘り出し物を厳選して取り揃えるという本屋。そしてその本をネタに気軽に飲み、語りあえるサロンのようなセルフカフェ+ワンコインBAR(になる予定)。

もと探検部OBで、ログハウスなども建てられたという渡辺氏がほぼ手作りで改装中の1階店舗スペースは、白くシンプルで開放感のある空間。中崎町にこの空間を持とうとされたいきさつや、この物件の家賃について、2,3階は手を入れなければ使えなさそうな状態だったこと、最近の中崎町事情など、ここだけのウラ話の数々をカフェに集うようなリラックスした気分で伺うことが出来ました。

第165回街屋集団定例会 2010年4月22日

日本初。「公(コモン)」の志で「プロ」のまち案内。
~OSAKA旅めがねエリアクルーの想い~

エリアクルー/池末 瑛一(福島)・松崎 富士子(天満橋) 
エリアコーディネーター/小山田  宗弘(土佐江戸京町堀)
聞き手/旅めがねプロデューサー山根 秀宣(街屋集団理事)


OSAKA旅めがねエリアコーディネーターの小山田宗弘氏とエリアクルーの池末瑛一氏をお招きし、当街屋集団理事であり、同プロデューサーでもある山根秀宣氏を聞き手として開催しました(@後藤屋材木商店)。

まず、山根氏からパワーポイントで、“OSAKA旅めがね”についての紹介がありました。地元案内人とゆく“ほんまもん大阪ツアー”と称するだけあり、エリアコーディネーター(プログラム作成担当)約20人、エリアクルー約60人のスタッフと地域の協力者約100人を擁し、プロとしての旅程管理者研修や実地研修(説明する時の立つ位置や説明範囲等までも含む)を徹底して行うことにより、2980円~12000円の料金を支払う価値のある「まち歩き」ツアーの質を保ちつつ、毎週土曜日 に16エリアにおいて年間300ツアー以上を催行、2,000人を超える顧客(市内・府内・府外からの参加各3割、関西圏以外1割)を集め、その9割の方々が満足されたとの報告がありました。

大阪には地元を愛している人、おもろい人が多いということで、まち案内も歴史案内に偏らず、顧客が地域にふれあい、まちの人々と直接交流することもねらいとして、『地道かつ大胆に』をモットーに、まちの魅力をどのようにうまく伝えるかに腐心されているとのこと。また、今後の方向としては、独自採算の中でウィークポイントである知名度・営業力を高めていきながら、現16エリアを定着させると共に、まちの可能性や魅力を掘り起こしたり(例えば、寂れつつある商店街にスポットを当てる等)。さらに大阪市内に限定せず、市外にも拡大したりしていこうともされているとのこと。

街屋集団としては、今後の“OSAKA旅めがね”の動向を見守ると共に、場合によっては当集団とのコラボレーションを企画して頂いたり、大阪ツアーに参加したりもしていきたいと考えています。

第164回街屋集団定例会 2010年3月27日

東住吉物語『東住吉の歴史を辿る』
筒井 久美子/東住吉歴史の道の会


“東住吉歴史の道の会”等のメンバーである筒井由美子さん、三原順一さん、吉村直樹さんのご案内で、近鉄南大阪線・北田辺駅前の当地ゆかりの作家・エッセイスト/開高健「文学碑」(吉村直樹さんが中心となって設置に尽力をされました)を皮切りに、桑津ハートフレンド(仮設消防署跡を利用した子供の家)、桑津遺跡の上にあって桑の木でカイコを飼っている桑津小学校、光琳寺、地車倉庫を有する桑津天神社、京善寺、五輪橋橋詰めの塚、そして今川沿い(這い上がり堤・嫁謗=よめそしりの堤・堤の花の道)と、午後3時から5時過ぎまでの2時間あまり、東住吉の歴史探訪を行いました。

「桑津」という地名の中の “津”は渡し場や港があった場所を意味しているとの説明に、弥生時代後期から古墳時代にかけての古地図で、桑津が河内湖沿いにあったことを確認できました。

また、環濠集落の濠は埋められて道路になったものの、その部分の地盤高は他よりも低くなっていますし、細くて曲がりくねった道や木戸口に祀られていた地蔵尊、環濠集落の富の蓄積を象徴するかのような立派な社寺等。街の至る所に、このあたりが“津”として、その頃はまだ海の中だった市内中心部の繁華街よりずっと古くから栄えたであろう、歴史の記憶が留められていることを体感できました。

最後にゴール地点、今川沿いの白鷺西公園では、筒井由美子さんを囲み、少々肌寒い中でしたが少し早めの花見の小宴となりました。

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第163回街屋集団定例会 2010年2月20日

船場センタービル探検
~なにわ商いの原点・船場いまむかし~
案内人/NPO街屋集団


『船場センタービル探検 ~なにわ商いの原点・船場いまむかし~』と称して、規模からして一つの街にも匹敵する船場センタービルのまちあるきを行いました。
最東端の1号館から御堂筋を渡っての10号館まで、1kmに及ぶ立体ショッピングモール。当街屋集団理事の巽さんお奨めのお店を中心に冷やかしながら歩くこと3時間。途中素通りもして急がなければならないほどその全貌は巨大なものでしたが、長時間にわたり参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした。

船場センタービルでは輸入品店・アウトレット店・ニッチ商品の店舗等多彩な物販店、老舗のグルメ店、「船場女将小路」や「船場茶屋小路」などの特色ある飲食店街、そして空店舗を利用した「船場寄席」(人気でこの先2回分の券は完売とのこと)等と、一般のSCとはひと味違う多種・多彩な店舗等の施設がひしめき合っていました。

また、船場センタービル1号館から外へ出て見上げれば、阪神高速が立体的に縦横無尽に走り、正に手塚治虫描く未来都市の姿がありました。今でこそ道路と建物を立体的に造る立体道路制度がありますが、それがない40年もの前によくぞ造ったとの思いを実感した次第です。

しかし、残念ながら、10号館の一部を除いて、緑やオープンスペース等の潤いがなく、我が街屋集団のジャングル化計画の絶好の検討対象との認識も深めることができました。

このような新規ショッピングセンターにはない独特の味わいのある街中の施設を、如何に活かしていくかが、今後の街づくりに問われているのではないでしょうか。

第162回街屋集団定例会 2010年1月23日

野田まちあるき&2010まちなか新年会
西江 幸久/野田まち物語 


JR野田駅界隈のまちあるきでは、「野田まち物語」の西江夫妻、鈴木さん、津山さんに、総勢16名を引き連れ、ご案内頂きました。

地元の人達が今も親しみを込めて呼んでいる“野田村”は、明治初め頃まで文字通り一面の水田地帯だったそうです。その後田んぼのあぜ道や用水路がそのまま道路へと変わり、迷路状の路地網が形成される中で、戦災にあわず、土地区画整理事業もされずに、そのままの基盤の上に今日の街ができあがってきたとのことです。

吉野町を起点として、長屋の歴史や長屋ウォッチングのポイント(軒裏や壁にみられる時代的特徴等)や、仏さまの仲間であるお地蔵さんは親しみやすい姿へと形が変化してきており、野田にはお地蔵さんを七つお参りすると願い事が叶うという「ななとこまいり」古い言い伝えのお話を伺いつつ、3時間にもわたり商店街や路地を縫うようにまち“探検”を行いました。

大阪の勝手口と称するように、一見雑然としているように見える『野田村』は、防災面等からは問題があるのでしょうが、まちあるきの道中、商売人や住民の方々から声をかけていただいたり、ヒューマンスケールの有機的な街、ムラ的コミュニティの暖かさを感じる“まち”でした。

まちあるきの後は、大学時代から野田のまちづくりに関わり、住所まで野田に移された西江さんなども交えて、「野田まち物語」の根城である居酒屋で新年会を行い、和気あいあいの内に楽しい時間を過ごすことができました。

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街屋集団クリスマスパーティー2009 2009年12月12日

テーマ/森のクリスマス@芦屋Come Come(カムカム)
ワークショップ/NPO街屋集団


恒例の街屋クリスマスパーティー、今回のテーマは「森のクリスマス」。
街に森(緑)を、人の心にも森(静寂・やすらぎ)をということで、このテーマを設定。
芦屋のお洒落で人気の自然食カフェで有機野菜や減農薬野菜をはじめ身体に良い素材の料理とお酒を味わい、ボサノヴァなど洒落た音楽に包まれながら、街屋アーカイブとともに2009年を振り返り、心地よい時間を楽しみました。

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第161回街屋集団定例会 2009年11月24日

緑化素材と事例を踏まえての緑化手法について
~具体的提案に向けて~
ワークショップ/NPO街屋集団 


「緑化素材と事例を踏まえての緑化手法について」をタイトルに、
屋上や壁面緑化を積極的に取り入れた建築物をいくつも手掛ける
当NPO 理事の鈴木裕幸氏を講師に、
具体的な緑化マテリアル・手法や事例等のお話をしていただきました。

今後の具体的提案に向け、実践的な内容も種々含まれ、
まちづくりや緑化はもちろん、関連業務にも役に立つかも。

第160回街屋集団定例会 2009年10月24日

『丹波篠山・自転車で巡る 築城400年祭』
~「えこりんプロジェクト」社会実験参加~
案内人/NPO街屋集団


『丹波篠山・自転車で巡る 築城400年祭』と称して、「えこりんプロジェクト」社会実験に参加しました。

当日はJR篠山口駅前のサイクルポートで自転車をレンタルして篠山城址周辺に向かう予定でしたが、先発隊が正午前に到着した時点で、50台のレンタサイクルは全て借りられ1台もない状態でした。

そこで、念のため準備しておいた自家用車で篠山城址南東のサイクルポート本篠山へ移動。「えこりんプロジェクト」を手がけられている(株)社会システム総合研究所の西田純二所長や今回篠山での企画をご紹介いただいた大田香織さんを含むスタッフにご挨拶のあと、変速機付きの自転車を調達していざ出発。

篠山城大書院、武家屋敷安間家史料館、青山歴史村、歴史美術館等の観光名所をはじめとして城下町を自転車で駆け巡りました。街中では、ほろ酔い城下蔵「鳳鳴酒造酒蔵」を見学・試飲させていただいてお土産を購入する一方、黒豆ご飯の昼食や和菓子屋さんで栗大福をいただいて秋の味覚を堪能。
行楽シーズン真っ盛りとあって観光客がとても多く、お目当ての黒豆パンや篠山牛の手作りコロッケは残念ながら売り切れでしたが、当日行われていた黒豆の枝豆プレゼントを無料でGet!黒豆の枝豆ならではのほっこりとした甘みはビールにも最高でした。

篠山城址周辺の旧市街地が駅から 5km程度離れ、旧市街地内の見所が程よくコンパクトに纏まっている等の地理的条件や、加盟店のポイントによる特典付きのカードとセットになっていること、その主旨やネーミングの良さ、そして折からの自転車ブームを受けて、レンタサイクルの貸出状況をみても、「えこりんプロジェクト」はとてもうまくいっているように見受けられました。これからの街づくりや街おこしにおいて、『エコ(Ecology)』という言葉が益々キーワードになってくることは間違いなさそうです。

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第159回街屋集団定例会 2009年9月26日

水都大阪2009検証ツアー
案内人/NPO街屋集団


「水都大阪2009 検証ツアー」と称して、水の都・大阪の復興を広く伝えるために開催されている“水都大阪2009”の各種イベントをツアーして、街屋ならではの視点で検証しました。
日本銀行大阪支店前に集合、日銀前の河口龍夫氏のアート見学を皮切りに、大阪市役所、中之島図書館、京阪電車なにわ橋駅「アートエリアB1(ビーワン)」、中之島公園会場、そこから遊覧船でのしばしの船旅にて八軒家浜会場へと移動、最後は意見交換会兼懇親会として都心の川床“泉州旬味十六夜 北浜店”(北浜テラス)で宴のひととき。

中之島図書館に展示されている昔の河川や海岸線の入った各種の古地図等の学術的なものから、中之島図書館の一室を「森の美術館」に変容させた子供サイズの映画館兼核シェルター、京阪なにわ橋駅アートスペースにおけるヤノベケンジ氏「トらやんの大冒険」の実験工房を思わせるかなり大規模な現代アート展示まで、中之島から天満橋界隈にかけて、大人も子供も楽しめる各種プロジェクトが展開されていました。

中之島公園会場から八軒家浜会場へ移動する遊覧船「水都シャトル クィーンリバー」では、午後5時15分からの出航とあって、ちょうど夕暮れ時とも重なり、川からみた中之島沿岸の夕景を20分余り堪能。現代アートの川面に浮かぶ巨大なアヒルも印象的でした。

最後の大阪川床「北浜テラス」では、涼しい川風に吹かれ、対岸の明るいイベント会場を臨む中で、時々行き交う楽団船の音楽に耳を傾け、手を振ったりしながら、楽しい時間を過ごすことができました。

水都大阪2009をツアーしてみて、街屋集団がかつて提案した『みんなにやさしい水辺の提案』のアイデアがそこここに活かされ、河川という大阪の特色を打ち出した街づくりがさらに進めば、パリのような都会にふさわしい華やぎが生まれ可能性があるという実感が得られました。

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第158回街屋集団定例会 2009年8月25日

いちびり・はんなり・ほんまもん
~なにわ名物開発研究会12年の歩み~
野杁 育郎/なにわ名物いちびり庵オーナー

なにわ名物・いちびり庵社長 野杁 育郎(のいり いくろう)氏をお招きし、お招きといってもいちびり庵のお店の3階をお借りして開催したのですが『いちびり・はんなり・ほんまもん ~なにわ名物開発研究会12年の歩み~』をテーマにお話しいただきました。

野杁さんから、「市振り(市場で一番の手振りをするリーダーシップのある人)」を語源とする「イチビリ」精神でもって展開中の大阪みやげ店その名も“いちびり庵”をはじめ“なにわ名物開発研究会”(異業種ネットワーク)などの活動を、テレビ録画や写真などを具体的実例としてご紹介いただきました。

“たこ船”等、日の目を見なかったものを含めて、ミナミを中心としたなにわの賑わいの停滞に風穴を空けようと、あの手この手と精力的に取り組まれていることが実感できました。野杁さん達の活動も徐々に功を奏し、大阪への観光客は新型インフルエンザの影響で一時打撃を受けたものの、このところ着実に増えてきているとのことです。野杁さんによれば、大阪という街は、値切り体験等のコミュニティ・ツーリズムに向いているはずなのだが、様々な仕掛けをしようとすると、役所以上に地域のしがらみ、大阪人の雑多な多様性を認めない寛容性のなさに足を引っ張られることが多く残念だというお話でした。

野杁さんのお話の後、NPO法人の活動のあり方(提案活動と営業・利益活動の兼ね合い)、役所との連携のあり方、大阪のイメージ形成における吉本興業の功罪等等について、参加者との間でイキイキとした意見交換が行われました。

第157回街屋集団定例会 2009年7月12日

堺・七まちあるき~堺環濠都市・北部地域散策~
案内人/NPO街屋集団


『堺・七まちあるき』をテーマに、堺・環濠都市北部地域の散策を行いました。

午後1時、南海高野線「堺東駅」に集合し、堺市庁舎前にある堺東観光案内所で観光マップ等資料を入手、最寄りの阪堺線/大小路駅まで徒歩で移動。そこから目指す「七まち」の南東の一角にある綾ノ町駅までチンチン電車で4駅。

「七まち」では、先ず大正時代の町屋を活用、与謝野晶子をテーマとした鳳翔館で、「七まち町家会」のメンバーである大浦さんや志賀さんのお話をお聞きしました。お二人のお話から、江戸時代から綿々と続いてきた「暮らし」のスタイルが垣間見える町割りの姿がこの4?5年の間に次々と消えつつあり、今残さなければなくなってしまうという危機感を持ったということ、そして国や堺市の行政に頼らずに、単なる観光地にしない形で何とか残し再興していきたい、との熱い想いがひしひしと伝わってきました。

その後お二人に、山口家住宅を皮切りとして、水野鍛練所、内田家住宅、薫主堂、堺鉄砲館、藤井刃物製作所とご案内いただき、それぞれの見学先でも、当主の方などに熱心にご説明いただきました。仁徳天皇陵等築造に必要な土木器具の鍬や鋤を生産するため、全国から鍛冶職人が集まったことに始まり、飛鳥朝の神社仏閣の和釘、織豊時代の火縄銃、江戸時代のタバコ包丁、そして現在の堺包丁や自転車の製造へと連綿と受け継がれてきた歴史と技術の積み重ねの重みがひしひしと伝わってきました。
また、表から見ると何気ない商店風の建物が、中へ入ると江戸や明治前期の町屋の様相をそのまま残していたり、鞴(ふいご)を持つ工房を有していたりと、通り過ぎるだけではわからない歴史街としての「七まち」を体験することができました。

最後に“ろおじ”(大正長屋をセルフリメイクしたギャラリー&茶店)のレトロな空間でほっこり休憩して、お開きになったのは午後6時半頃、予定時間をかなりオーバーして密度の濃い街歩きとなりました。

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第156回街屋集団定例会 2009年6月20日

大阪市中央卸売市場(本場)見学会大阪の台所を体験しよう!
案内人/NPO街屋集団


朝8時40分といういつになく早い集合時間で、大阪市中央卸売市場/本場を見学しました。

まず、16F建ての業務管理棟1Fにて簡単な説明を受け、黄色い見学者札とパンフレット等資料、大きめの紙製ショッピングバッグ(何用?)を各自受け取ると、黄色い旗を持ち、黄色いお揃いのポロシャツ着用の担当者の方に案内されて見学へ出発。

鮮魚のせりはすでに終了している時間なので、青果(果物)の実際のせり場面を見学。
そちらで、予期せず目の前でカットして下さる季節のスイカをたっぷり振る舞って頂きました。おまけに一人1本長崎みかん100%ジュースまでお土産に。

担当者のお一人が熱心に語って下さったところによると、大阪市中央卸売市場/本場は扱い高が日本3位、床面積では日本1位。

裏話として、中央市場の利益率は、スーパーなどの約35%の利益率に比べ、果物で7%とかなり低く、野菜や鮮魚などはもっと低いそうです。生活必需品としての食料ゆえ、国によって厳しく統制されていたとのこと。が、小泉元首相時代にそれは撤廃されてしまったとのお話。これから実際どうなるのでしょうか。

また、日本の食料自給率は40%ほどですが、唯一自国で賄える米の生産量は年間約850万トン程度だそう。なのにその倍以上、2000万トンもの食糧を捨てているという現実も。

その後、鮮魚売り場~塩干もの売り場などを見学。仲卸のお店も既に業務を終えているところが多いようでしたが、見学者のために仕入れ体験として、普段小売りをしていない店のいくつかがお店を開けておいて下さり、特別に味見や購入もできたりして、とても貴重で楽しいひととき。はじめに配られた紙袋がいつの間にか買い物でいっぱいに。まるまる太った鰺や鯛、巨大なマグロの切り身など鮮度抜群の食材を格安で購入できました。

築地場外市場のようにはいきませんが、この中央卸売市場で働く人のために有名な“えんどう”のつかみ寿司や竹葉亭はじめお食事どころも色々あります。

今回は見学も兼ねて(?)、有志により業務管理棟地下の社員食堂にあたる格安の厚生食堂でランチ休憩。お手頃な一品でも、素材の魚などはたっぷりと厚みもあり、さすがの美味しさでした。

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第155回街屋集団定例会 2009年5月13日

「大阪あそ歩」の過去・現在・未来
陸 奥賢/大阪あそ歩アシスタントプロデューサー


陸奥賢(むつさとし)氏を講師に招き、『「大阪あそ歩」の過去・現在・未来』と題して、「大阪あそ歩」誕生のきっかけや活動内容について話していただきました。

コミュニティツーリズム「大阪あそ歩」は、‘長崎さるく博06’をきっかけとして生まれたもの。この博覧会は、観光地である故か、逆に自分の街を歩くことはなかった長崎市民が、市民のボランティアを案内人にして、自分たちの「まち」そのものを歩き・楽しむというもの。参加した市民から「自分の街だから歩いて楽しかった」との声が寄せられ、大好評だったそうです。従来のハードウェア型博覧会とは異なり、地域に根ざしたサスティナブルな博覧会として現在も続けられています。

その前例に倣った「大阪あそ歩」は、大阪のまちの魅力を「まち歩き」と「まち遊び」から再発見しようという試み。現在 150名のボランティアガイドを公募して大阪市内で街歩き55コースを設定、今秋には50コースを加えて、3年後には300のまちあるきコースを目指しているとのこと。
各コース、ガイドの説明を受けながら15名(定員/顔が見えて仲良くなれる人数)で2時間程度の街歩きが実施され、大阪人のパーソナリティのおもしろさから、元祖の長崎より大阪の方がおもしろいのではないかとの話も。

10月17日から11月末まで秋のバージョンを予定しているとのことですので、皆さんも参加されてみてはいかがですか。
※“さるく”は、「ぶらぶら歩く」の意を持つ長崎の方言。言葉があるということは、散歩する文化が地域にあったということです。

第154回街屋集団定例会 2009年4月25日

阪神なんば線開通特別企画(後編)
新駅界隈の水辺探訪
-湊町船着場から西九条駅へ-
案内人/NPO街屋集団


『阪神なんば線開通特別企画(後編)/新駅界隈の水辺探訪』をテーマに、なんばHatch前にある湊町船着場から一本松汽船の定期船便(ぽんぽん船)に乗って、短くも楽しい川旅を体験。
大阪ドーム千代崎港にて下船して、その後「安治川を愛する会」代表幹事の西島さんと九条第一振興町会会長の生島さんのご案内で、川口基督教会等の川口居留地跡をはじめ、木津川から安治川沿いにかけてまち歩きをしました。
あいにく小雨が断続的に降り続く天気でしたが、西島さんと生島さんお二人の熱の入ったご案内とご説明に、休憩も取らず3時間以上にわたっての充実した街歩きになりました。

「安治川を愛する会」ではゴミだらけの安治川沿道の掃除からはじめ、今では安治川沿いの空き地を大阪市から無料で占有させてもらい、大阪開港の地跡、川口運上所跡、大阪電信発祥の地跡の記念碑、古川(旧安治川)跡の石碑を集め保存されておられるとのこと。
文明開化、近代化の窓口であった川口の歴史を大切にしようとされる街づくり活動により大阪市街づくり推進団体の認定を受け、大阪市の新しいまちづくりの一環である「海の御堂筋」構想に向けて官民協働で取り組んでおられます。西島さんには事前視察の折、そして今回と、長時間お付き合い頂き、頭の下がる思いでした。

まちづくりには、街に対する熱い想いと掃除から始めるという、地道でオーソドックスなステップこそ原点だと実感した次第です。

その後、安治川トンネルを潜って安治川を渡り、JR西九条駅高架下にあるお店で、大阪人にも掲載されていた、関西では珍しい『やきとん角』にて絶品の豚のホルモン串焼きに舌鼓を打ちながらの2次会(理事会も兼ねて)となりました。

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第153回街屋集団定例会 2009年3月28日

阪神なんば線開通特別企画(前編)
阪神なんば線に乗ろう!

~新駅探訪~乗って歩いて♪乗って歩いて♪
案内人/NPO街屋集団 


『阪神なんば線開通特別企画(前編)/阪神なんば線に乗ろう!~新駅探訪~乗って歩いて♪乗って歩いて♪』をテーマに、西九条駅から浮庭橋(湊町船着場)まで、阪神なんば線を乗ったり降りたりしながら街歩きを行いました。

それぞれコンセプトの異なる個性的なデザインの阪神なんば線の開業3駅。特にドーム前駅の地下30mに及ぶ五層構造の大空間に圧倒され、年配の利用客でもつかみやすいという「クネット」と呼ばれる波形手すりが印象的でした。

九条駅とドーム前駅間では、少し懐かしい感じの九条商店街にある様々な買い食いグルメを味見しながら散策、2006年7月度定例会にて支配人の奥三紀さんにご講演いただいた「シネ・ヌーヴォ」も訪ねました。

ドーム前駅周辺は、阪神-オリックスのオープン戦が開催されているとのことで、ガードマンがズラリと勢揃い。阪神なんば線が開通して一番喜んでいるのは、京セラドームで開催の阪神戦を応援に来られる阪神間の阪神ファンだったりして…。

桜川駅前では、まるで田舎の無人駅のような南海汐見橋駅を見学、また、中庭を囲んだ逆U字型のノスタルジックでどこか洒落たレトロ調下駄履き住宅も発見しました。
そして、2005年度街屋クリスマスパーティの会場・イルパッソの前を通り、お茶の店「TARMERRY」で途中休憩。材木問屋の3代目が材木倉庫と自宅を兼ねていた建物をリノベーションされ、1年前に開店したお店。1階はお店とギャラリー、2階が居宅となっているそうです。
倉庫時代の天井高を活かし、内外装とも木材をふんだんに使用した店舗は、木の香りに満ち、開放感あふれ、落ち着いた空間でした。
「コーヒー好きな大阪ではお茶の店は成功しない」とのジンクスが根強い中で、日本茶・紅茶・中国茶のお店を始められ、地域の人々の記憶装置となればとの想いから、かつて材木問屋の外壁を覆っていた焼杉板を意識したダークブラウンの外装。それらの想いを熱く語られる木邨(キムラ)さん[オーナー兼店長代理]のお話しに、時間を忘れて長居をしてしまったほどでした。

その後、堀江を通り、未だ寒さが残り陽が陰る夕暮れ近く、最終目的地である浮庭橋(湊町船着場)まで歩いての解散となりました。

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第152回街屋集団定例会 2009年2月17日

大阪という“まち”
有栖川 有栖/ミステリー作家
聞き手/山根秀宣(当会理事)


ミステリー作家の有栖川有栖氏をお招きし、当街屋集団の山根理事を聞き手に『大阪という“まち”』と題して、いろいろなお話しをお伺いすることができました。

大阪で生まれ育ち、大阪を舞台に小説を書きたい、文章に大阪弁を使いたい、と志向されている有栖川さんですが、関西に大手出版社がないという実情の中、出版社の意向では、小説の背景として東京で売れないから、京都ならいいが大阪を舞台とするのは止めてほしいと、大阪への偏見が強まっているとのことでした。

そんな状況を覆すためには、東京の感性豊かな人々に『大阪はいいぞ!』と今の大阪を良いと思わせる、魅了させることが大切であるとのお話が印象に残りました。

有栖川さんは大阪の“べたっ”“どろっ”とした下世話な話は絶対に書かない、謂われをこじつけて逃げ出したくなるようなものにはしたくない、しかし歴史をダイレクトに書ける大阪で「大阪を舞台にした怪談」を書いてもいいかなぁと考えておられるとのこと。

東京人をもチャームできるような今後の“大阪的”作品に期待したいものです。

第151回街屋集団定例会&新年会 2009年1月19日

植物とガーデンデザイン~もっとお庭を素敵に、快適に
グリーン新年会2009@神戸/GREEN HOUSE Aqua
瀬川 十観世/一級造園施工管理技士、グリーンアドバイザー


NPO街屋集団にも関わりの深いガーデンデザイナーで、パワフルかつ魅力溢れる女性・瀬川十観世さんをゲストにお招きして「植物とガーデンデザイン」についてお話いただいたき、11月のワークショップに対しての意見も伺いました。
このたび歴史的な就任式典を迎えた「バラク・オバマ」アメリカ合衆国大統領も、「グリーン・ニューディール政策」を謳っていますからね。これからのまちづくり・住環境、おいては地球環境づくりへと壮大かつ実現へとつながるビジョンを描きましょう。

会場も少し足を延ばして神戸なのですが、緑を積極的に取り込んだ空間造りを提案されている“GREEN HOUSE”さんがプロデュースする “Aqua”を選びました。

第150回街屋集団定例会 2008年11月27日

ワークショップ大阪の緑化を考える「大阪ジャングル化計画」
NPO街屋集団


通算150回目の定例会は大阪の緑化を考えるワークショップを行いました。
テーマは『大阪ジャングル化計画』!大阪市の緑被率(敷地に対する緑の占める割合)は10%以下で、なんと全国最低!東京23区は緑被率が約25%あるのに対し大阪の緑被率はわずか9.2%(関電HPより)しかないそうです。

以前よりは緑化の技術も進歩し、屋上緑化や壁面緑化も進んできてはいますがなかなか目に見えるほどの成果になっていない。東京などの取り組みも参考に、たくさんの意見やアイデアで議論は盛り上がりました。

街屋チャリティークリスマスパーティー2008 2008年11月27日

テーマ/~輪と環と和(わとわとわ)~@靭本町Barbes(バルベス)
主催/NPO街屋集団


テーマは「輪と環と和」。
ひとと人、人とまちの輪、そしてそれを取り巻く環境づくり。
和みを保ち調和して生きていく…どの「わ」も幸せな生活をおくるために
大切なものではないでしょうか。

そんな「わ」を暮らしに提供できる街屋であることを願いつつ、
皆様で「街屋アーカイブスvol.3(2008年度活動報告)」ともに2008年度を振り返り、
ゲストには「弦楽アンサンブル演奏(出演:trio soave)」の皆様をお迎えしました。

クスクスをはじめとしたモロッコ料理などユニークな食事でアットホームな雰囲気のパーティでした。

行楽シーズン特別企画 2008年10月18日

友ヶ島廃墟探検
案内人/NPO街屋集団


8月に天候不良で中止となっていた友ヶ島廃墟探検を
行楽シーズン特別企画として行いました。
加太の港から船に乗り友ヶ島に着くとさっそく探検スタート!
舗装されていない坂道をどんどん上がり、まずは第3砲台の監守衛舎跡と発電所跡へ。

そこから小さなトンネルを抜けると立派なレンガ積みで造られた弾薬支庫。
少し手を入れればレストランにでもできそうなほど美しいたたずまい。
その向かいにはなんともいえないカーブを描いた石積みの階段。
横には地下に下りる階段があり、真っ暗な通路を進むと真っ暗なホール
反対側には階段が続き、あがってみると砲座跡をつなぐ通路につながっていました。

迷路のようにつながる第3砲台を楽しんだ後は展望台で一休み。
その後、第5砲台へ向かい山道を下っていく。

第5砲台はまったく管理されておらず草が生い茂っていましたが
聞こえるのは海の音だけの静かな廃墟を楽しみました。

第5砲台の下にも木造の体育館のような大きな遺構があったり小さなダムの跡もあり、
下見では発見できなかった場所もたくさん見つけることができました。

まだまだ島の他のところにも砲台跡は残されており、3時間半では回りきることが
できませんでした。

船の時間ぎりぎりまで友ヶ島を満喫したあとは加太の砲台跡にも寄りました。
加太の砲台跡の道はレンガで舗装され、国民休暇村の公園の一部として利用されていますが
重厚なレンガ造りの建物が植物に覆われ、とても美しいものになっていました。
廃墟再生・利用の一つの方法としてとても参考になりました。

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第147回街屋集団定例会 2008年9月27日

フンデルトヴァッサー氏デザインの大阪市環境局舞洲工場見学
案内人/NPO街屋集団


ある定例会参加者さんからのリクエストで「フンデルトヴァッサー氏デザインの大阪市環境局舞洲工場見学」を行いました。

大阪市環境局舞洲工場は、ウィーンの芸術家であり、ウィーン美術アカデミーの教授であった、
フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏によりデザインされたものです。

一見ゴミ焼却施設とはとうてい思えず、場所がらUSJの施設と間違われることも多いそうです。

自然を愛した同氏は、「自然界には定規で引いた ような直線や全く同一のものは無い」という主張に基づき、工場はシンボルである煙突から外壁の細部にいたるまで、奇妙な色彩と形態の表現で覆いつくされています。

残念ながら、2001年の工場完成を前にして、2000年に同氏は死去されました。
ウィーン以外に世界で唯一残された同氏デザインの清掃工場です。

ガラス越に巨大な焼却炉のクレーンを操作するブースそのものも、SF的で迫力満点。
その奇抜ではあるが、緑地や植栽を設けて自然との調和が図られたデザインもさることながら、
ゴミ処理工場の圧倒的なスケール感とメカニズムにすっかり魅せられました。

壁や柱の鮮やかなタイル、トラック何十台分ものゴミを掴める巨大なUFOキャッチャー(ゴミクレーン)とコントロールセンター、見学コースの各所に設けられているシアターや体験・学習コーナー等、興味を引く物が至る所に目白押しで、
ご案内いただいた北野さんの大阪市職員らしからぬざっくばらんな案内と説明を受けながらの“あっ”という間の2時間でした。

このデザインによりゴミ問題に興味のない人間の関心も引きつけられたこと、
新しいハイテク技術はエコ技術(ゴミ焼却の余熱利用による発電等)になっていること等、
今後の街づくりや建築のあり方にも参考となった施設見学でした。

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第146回街屋集団定例会 2008年7月22日

台湾て中国とどう違うの?日台交流・食から文化から
楊 秋霞(ヨウ シュウカ)/台湾料理「アジア舟」オーナー


「台湾て中国とどう違うの? 日台交流 食から文化から」と称して、
講師である楊さんのお店『アジア舟』で、
18名もの参加を得た上に、台湾通の常連客も飛び入りで参加し、
わいわいにぎやかに楽しく定例会を開催することができました。

クーラーも効かないほどの人いきれに包まれた中で、
台湾人である楊さんの熱気のこもったお話しに、
李登輝學校研修団参加経験者や台湾フリークの参加者のお話も加わり、
美味しい台湾料理に舌鼓を打ちつつ、
日本にいながら台湾を満喫することができました。

また、6年前の水辺の提案事業に参加いただいた楊さんとの旧交も温めることができ、
有意義な時間を過ごせたことと思います。

第145回街屋集団定例会 2008年6月29日

「富田林寺内町(じないまち)散策」
~素朴で美しい町並みが残る、魅力いっぱいの富田林・寺内町~
案内人/NPO街屋集団


恒例のまちあるき『富田林の寺内町(じないまち)』を散策。
富田林の寺内町は戦国時代末期永禄年間(1558~1561)に
京都興正寺の証秀上人が興正寺別院を建立し、
寺院の境内に接して形成された都市集落で、大名、領主などの干渉を排して
自治を確立していった「宗教自治都市」です。

昨年5月のまちあるきで行った橿原市の今井町や大阪府・堺などにも寺内町の面影をとどめる町並みが残されていますが、そんな中の一つが富田林寺内町です。
江戸時代には幕府の直轄地となり、
石川の水運、東高野街道・千早街道が交差する陸運に恵まれ、
商業の町として大きく発展。
特に酒造業や木綿に関する商いが盛んで、最盛期には51種類、149もの店が
軒を並べていたといいます。
また、各界の著名人も富田林寺内町を訪れたとの記録もあり、
吉田松陰、大久保利通、織田作之助などの名前も残っているそうです。

別院や筆頭年寄の「杉山家」では、
能や浄瑠璃が盛んに興行され、町では俳諧がブームとなるなど、
文化の面でも寺内町は先進的な地域だったことが伺いしれます。
現在も多くの古い建物が残されており、大阪府下で唯一、
国の「重要伝統的建造物群保存地区(町並みの重要文化財)」にも選定された寺内町。

そんな静かな江戸時代の佇まいを残す街並みを、ぶらり散歩、町並み見学のほか、
ボランティアガイドによる寺内町歴史の講話や旧杉山家住宅内の見学も。

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第144回街屋集団定例会 2008年5月31日

ケーキとお好み焼きが日本の街を作る
三宅 正弘/武庫川女子大学生活環境学部兼生活美学研究所 准教授


都市計画などが専門で、ユニークな街づくりを紹介・提案し続ける気鋭の地域計画家、三宅正弘さんをお迎えし「ケーキとお好み焼きが日本のまちを作る」をテーマに、阪神間モダニズムの香りを色濃く残す北新地のカフェ、カーサ・ラ・パボーニにて開催。
途中三宅さんを囲んでの街屋スタッフ厳選のスイーツとお茶の美味しい時間もご用意しました。

阪神間は全国でも有数の工房型ケーキ店の集まる地域ですが、
近年は郊外のニュータウンにも工房型ケーキ店が進出盛んになっているようです。
そこにケーキ屋さんとまちとのどんな関わりが見えて来るのか。

一方、昔ながらの下町にあるお好み焼き屋さんは、
単にお好み焼きを食べるだけの場所ではなく、
知らずしらず、まちの中でもっと大切な役割を果たしていたようです。

お花見 2008年4月5日

大阪城公園西の丸庭園
NPO街屋集団


昨年に引き続き、大阪城 西の丸庭園でのお花見会を行いました。
大阪城を眺めながらお酒を飲み、美味しいモノを食べ、街のこと、大阪のこと、
これからの街屋のことなど楽しく語り合いました。

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第143回街屋集団定例会 2008年3月20日

千林まちあるき~活きている商店街・路地・長屋探訪~
片川 智津子/テキスタイルデザイナ-


「千林のまちあるき」を行いました。コーディネーターの片川さんに千林をご案内いただいた後、各自バラバラに分かれて商店街を探検。気に入った場所や、面白いものなどをデジカメで撮影し、まちあるき後、皆で発表しあいました。
千林は初めてという方から、よく来られている方、また、昔は千林にお住まいだった方など、様々な視点で千林を探索して頂きました。

 千林商店街は、食材や日用品などがとても豊富に取り揃えられており、またそれが安い!そして、商店街がまっすぐ一列ではなく縦横に広がり曲がりくねっていることで、買い物の道程が楽しく、行きたい店にもすぐ行ける、商店街は細い路地にまで広がり、買い物客を飽きさせない街の魅力があると思いました。
また商店街から一歩外れると、風格のある古い長屋や住宅、お寺なども残されており、街にはごみがほとんど落ちていないという発見もありました。きっと、住んでいる人たちに、とても愛されている街なのではと思いました。

 大型量販店が中小の小売店を飲み込んでいく時代ですが、千林ではひとつひとつの店が個性的な魅力を持ち、求めやすい価格でものを売ることで、大型店とは違った競争力を持ち、これからも発展していく可能性があるのではないでしょうか。
ぜひ、また買い物に行きたいと思います。

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第142回街屋集団定例会 2008年2月24日

現場で走りながら考える
~NPO法人ココルームの取り組み
上田 假奈代/詩人、NPO法人ココルーム代表、言葉合同会社代表


「NPO法人こえとことばとこころの部屋」(ココルーム)代表の上田假奈代さんにお話を伺いし、ニートの問題や労働者の高齢化の問題にアート(詩)を通じてできることやこれまでに取り組んできた活動をご紹介いただきました。

その後、釜ヶ崎の街を上田假奈代さんと紙芝居劇などを上演するグループ「むすび」の浅田さんにご案内いただき、実際に釜ヶ崎の街を歩いた後、ココルームに戻り参加者での簡単な意見交換会を行いました。
外はまだとても寒く、冷え切ったコンクリートの塊のような「あいりんセンター」はなんともいえない独特の雰囲気でしたが、「三角公園」では日曜のせいか、天気が晴れていたせいか、意外とゆったりとした空気が流れ、昼間から酔っ払って陽気に声をかけてくれるおじさんもいたりして、少し明るい雰囲気もありました。

街の人たちに透明な壁、目に見えない壁のようなものを感じたのも事実ですが、それは彼らがつくったものではなくきっと私たちの気持ちの中に壁をつくってしまっていたのではないかと思います。
森村泰昌さんがレーニンに扮し、先程のあの広場で、日雇い労働者の方々が「仕事」として聴衆の役を演じたある作品の写真を上田さんが紹介してくれましたが、「アート」としてのこの「釜ヶ崎」との関わり方も、模索さえすれば生まれるチャンスがあることを知りました。
私たちも現状を知ったものの一人として自分たちにできることを、私たちなりに考えていかなければいけないと思っています。

第141回街屋集団定例会&新年会 2008年1月19日

通天閣初上りと新年会@飛田百番
上諸 尚美/写真家 


2008年第1回目の定例会は「通天閣初上りと新年会」と題し、
通天閣界隈の街歩きと、飛田百番での新年会を行ないました。

まずは通天閣から大阪を見渡し気分を一新。
通天閣に上った後は、新世界界隈を散策し、飛田百番へ。
写真集「百番」のカメラマン上諸尚美氏をむかえて、各部屋の解説をして頂きました。

艶やかな花魁(おいらん)の乱舞に酒池肉林。
百花繚乱の喧騒に身を置いた当時の人々の豪奢な茶屋遊び。
凝った部屋のつくりの見学で、そんな幻想をちょっぴり味わうことができました。

願わくば、オーナーさんにももっと現場の「修復保存」意識を持って欲しいものです。
ご講演の後はみんなで鍋を囲んで楽しく新年会。
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