阪神西梅田の開発コンセプトと街づくり手法@ハービスENTオフィスタワー 貸会議室2号室
小林 幹彦/阪神電気鉄道株式会社不動産事業本部建設部長、西梅田開発室部長
大阪キタで注目の西梅田開発「ハービスPLAZA ENT」を開発された
阪神電気鉄道株式会社不動産事業本部建設部長 西梅田開発室部長である小林幹彦氏にご講演頂きました。
まず阪神西梅田について「ターミナル開発」「鉄道敷きの高度利用」「複合開発」「経営規模の拡大」の
四つの視点に基づき開発を行った経緯を航空写真等のビジュアルを交えてご紹介頂きました。
「ハービスENT」周辺は、公共施設整備が行われている場合における敷地整序型区画整理事業を実施して、
スーパーブロック化する手法についてご説明頂き、「ハービスENT」と「ヒルトンプラザウエスト」のビル接続、
地下鉄駅舎との繋ぎについては、大阪市交通局等諸官庁との協議、最終的に交通局が申請して、
民間が整備する形を取った経緯等興味深い内容でした。
街づくりのコンセプトの変遷では、最終的に「アーバン・エンタテイメント・コンプレックス」で落ち着き、
「ザ・リッツ・カールトン」の持つホスピタリティ性を受け継ぎ
「喜んで迎える」という本来の意味であるエンタテイメントをコンセプトの中心に据え、
思い出に残る街を目指されているそうです。
そして施設をドラマティックな裏話を交えご紹介頂きました。
懇親会においては、施設が参加者の共感を呼んでいることが新ためて確認することができました。



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